僕が考えた最強のストリートライブ
どうもhactisブログの主の三谷達也です。
僕はPAというライブのスピーカーから音を出す仕事や、映像撮影してMV・PV
作ったりしております。
そういう流れからミュージシャンの人と一緒に何かする機会が多いのですが、前から気になっていた僕の考えた最強のストリートライブをテクニカルの人間として実施しようと最近やってます。
京都に住んでいるのですが、昔に比べてストリートライブをする人が増えたように感じます。
観光客も増えて町にいる人が増えたから多分そうだねきっと。
そこでいつも感じるのです。
「いや、これ俺がサポートしたらもっとよく見せれるのに」と。
もうね、みんなダサダサで、ストリートのストリート感がすごいストリートだから、そりゃ街中で演奏したいならまだしもアピールしたいならもっとシチュエーションのビジュアル含めて頑張れよ!と思っていたわけです。
そこで、僕が考える「最低限これはやるべき!」をまとめましたので、興味のある人はどうぞ。
■1、下手はアカン!
もう当たり前ですが、下手なものはノイズにしかならないので練習しましょう!
「歌がうまい」か「グルーヴが最高」か「パフォーマンス(見た目)が面白い」のどれかが最低ない限りは時間がもったいないボンバーです。
世間のみんなはそれが好きです。
■2、場所取り命
人通りが多いのはもちろんですが、お客さん以外の通行の妨げにならないか、それを回避できるスタッフがいるかどうか、お客さんがいい距離感で見れるかなど、実際にやってみないと分からない事が多いです。
あと、他に路上で販売やパフォーマンスしている人もいたら、迷惑にならないようにいい関係を築けるにこした事ないということを意識しコミュニケーションを図りましょう。
■3、その音響システム本当に大丈夫?
お金がかけられないのは仕方ないですが、折角いいライブをしても音響システムがカスみたいなもんだとお客さんもちゃんと聞けません。
せめて、人の頭より高い位置に持っていけるスピーカー、ヴォーカルにリバーブなどのエフェクトをかけるシステムは必要に感じました。
無理そうであれば僕に仕事を下さい!CD20枚ぐらい売れれば助けに行ける気がします!30枚?
■4、その場所暗くない・・・?
夜のストリートってミュージシャンが暗くて目立たないんですよね。
街中だと特に周りの明るさと変化がつかず街に埋もれてしまいます。
そうすると、ミュージシャンの存在感が出ないわけですな。
普段ライブハウスやホールでやっていてかっこよく見える理由の一つは照明のおかげさまです。
余談ですが、写真を撮る時に照明を入れるとかっこいいです。
そこで、僕がオススメするのはバッテリー駆動のLED照明を用意することです。
きょう日中国製の安いのが出ているので買いなされ。
きっとキャンプでも役に立ちます。。。
■5、あなたは誰か分かられてますか?
演奏してお客さんが一瞬足を止めてくれてもあなたが誰か分からないともったいない、もったいないオバケが出ます。
大きい文字で名前を、もういっそスーパーとかであるA4の紙に大きく一文字ずつで作るアレでもアレな感じでいいと思います。
出来ればSNSなどのアクセスしやすいものも提示してあげるといいですね。
僕が今やっているのは最低限の情報を乗せた名刺作って配ってます。
一般の人にも分かる実績プロフィールとSNSと写真があればノープロブレムです。
■6、シンガーならカバー曲するべし
あなたがシンガーであればカバー曲をするべきです。
歌声の良さというのを比較するのにカバー曲は街行く人に効果的です。
YouTubeの人と一緒ですね。
シンガーソングライターの人は織り交ぜるとより良いでしょう。
知ってる曲の方が一瞬の出会いをものにしやすいです。
■7、音響さんいたらめちゃ便利だよー
音響がいたら何が便利って、人に迷惑をかける音量が分かっているからそのギリギリのラインで音出せます。
あとリアルタイムにお客さんの状況に合わせて「集中させたいし音少し小さくしようかな」とか「このアップテンポの曲は爆音で客寄せにしよう」なんか考えられます。
あとよりメジャーなミュージシャンっぽく見える、気もします。
演奏する場所と聞く場所で音の聞こえ方も変わるので、ちゃんと歌声が聞き取れるか、気持ちよくリバーブかかってるかなど、もう色々です。
■8、ドラマーはV-drumを買うべし
ドラムってなかなか使えないし外での音量も調整しづらいのでもうここは家での練習用も兼ねてRolandのV-Drum買って下さい。
エレキドラムには変わりないですが、意外と映像で見返すといい音に聞こえますし。
■9、手伝ってくれるスタッフ大切!
出来れば見てくれのいいボーイズエンドガールズ、もしくは物腰柔らかい系の名刺撒きCDなどの物販してくれるスタッフがいるとありがたいですね。
準備する荷物も持ってもらいましょう。
■10、投げ銭欲しけりゃ態度で示せ
投げ銭文化は日本には根付いていないので、素直に「お金ちょーだい」と言いましょう。
目標や夢があればより言いやすいんじゃないでしょうか。
あと投げ銭って言葉じゃなくて投げ紙幣って言葉が標準になって欲しい。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
しっかり集客をして次のステップに繋げたいメジャー志向向けなので、我が道を行く人には参考にならないかもしれないですが、音と見た目をよくすればより人が集まると僕は感じております。
あとは実力次第です。人がいない場所に住んでいるのであれば街に出て下さい。無理であれば今すぐYouTuberしながらSNSでのライブをしましょう。
ちょっと有名な他人より友達のライブの方が人は行くものです。
街中で音楽溢れてたらステキヤン?の精神を元に一般の人に迷惑をかけずに街行く人により良い音楽を提供していきましょう。
■番外編 〜なるべく安めのこれ買ったらええと思う機材〜
・ポータブルバッテリー ※AC100V 200Wいけます。高いけど災害時やキャンプに便利
・アナログミキサー ※安定のYAMAHA
YAMAHA ( ヤマハ ) >MG06X | サウンドハウス
・デジタルミキサー ※格安デジミキ
BEHRINGER ( ベリンガー ) >X AIR XR12 | サウンドハウス
・パワードスピーカー ※スタンドも買ってね
BEHRINGER ( ベリンガー ) >B108D | サウンドハウス
・バッテリー駆動スピーカー ※台の上に置いて高さを稼ぐこと 音質未確認
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) >PA-BOX | サウンドハウス
・LED照明 ※バッテリーとチャージャーも買ってね これも災害時やキャンプに便利